【設立の背景】
当財団(財団法人中華民国ダウン症基金会)および中華民国ダウン症関係者協会は、ダウン症のある方の保護者による自主的な取り組みを原点として設立されました。保護者同士が支え合い、情報を共有する場をつくることから始まり、次第に継続的な支援を行う公益組織へと発展してきました。
【設立と事業の展開】
ダウン症のある子どもや家族に対し、より直接的な支援を提供するため、当財団は1998年に設立されました。年齢や家庭状況、支援ニーズに応じて、早期療育、通所・全日型支援、健康管理、就労支援、地域生活支援など、幅広い事業を実施しています。あわせて、政府機関や専門職、地域社会と連携しながら、支援の輪を各地へ広げてきました。

【支援の対象と考え方】
当財団の支援は、ダウン症のある方にとどまらず、他の障害のある方やその家族にも広がっています。一人ひとりの特性を大切にし、個別性を尊重した支援と社会への啓発活動を通じて、地域の中で自立した生活を築けるよう支援するとともに、家族が安心して寄り添える環境づくりを目指しています。
【基本理念】
当財団は、乳幼児期から成人期に至るまで切れ目のない支援を行い、保育・子育て支援や社会教育にも力を注いでいます。人生の早い段階から関わる信頼できる福祉のパートナーとして、誰もが共に生きる社会の実現に貢献してまいります。
【本部・支部の役割】
当財団は、ダウン症のある方の家族、研究者、専門職、ならびに本分野に関心を寄せる個人・団体と連携し、医療、ケア、早期支援、職業訓練などの専門的な取り組みを推進しています。本部と各地域の支部が連携することで、ダウン症のある方や知的障害のある方が生涯にわたり必要な支援を受けられる体制づくりと、地域に根ざした支援の展開を行っています。

【見学・交流について】
当財団では、ダウン症や関連する支援への理解を深めていただくことを目的に、団体での事前予約制による見学を受け付けています。見学は啓発・交流を目的とした活動であり、日常の支援業務とは異なるため、原則として見学希望日の2週間前までにお申し込みください。1回あたりの人数は30名程度、所要時間は約1.5〜2時間を目安としています。

【見学内容と留意事項】
各拠点では、早期支援、日中活動支援、就労支援等の取り組みをご紹介しています。見学の際は、支援を利用されている方のプライバシーや肖像権を尊重するため、録音・撮影を希望される場合は事前申請が必要となります。また、日程変更やキャンセルの際は、前日までにご連絡をお願いいたします。
