参加・連携

参加・連携

一人ひとりができることから、共生社会へ

ダウン症のある方とそのご家族が、地域の中で安心して自分らしく暮らしていくためには、福祉サービスの充実だけでなく、地域社会や企業、そして一人ひとりの理解と参加が欠かせません。

当財団では、公益ブランドの利用や社会啓発活動への参加、企業・団体との連携、ご寄付など、さまざまな形で社会とつながる機会を提供しています。

それぞれの参加が、ダウン症のある方の可能性を広げ、ご家族を支え、誰もが尊重される共生社会の実現につながります。


【1】公益ブランド

買い物が、応援につながる 

 

当財団では、公益ブランド「ABRAZO」と「Let Love Create」を運営しています。
商品の製造・販売を通じて、障害のある方の就労機会の創出を支援しています。
また、一部の商品では、環境に配慮した素材の活用や循環型デザインなど、サステナブルなものづくりにも取り組んでいます。  

 

愛不囉嗦(ABRAZO) 

愛不囉嗦(ABRAZO)は、スペイン語で「抱擁」を意味します。当財団では、「言葉にしなくても伝わる思いやり」を大切にし、公益ブランドの商品を通じて、ダウン症のある方や障害のある方の就労と社会参加を支援しています。

愛不囉嗦は、当財団が運営する庇護型就労の取り組みの一つとして、公益手作りビスケットや農産加工品などを提供しています。地域と連携し、国産小麦などの素材を活用しながら、利用者一人ひとりが製造工程に関わり、働く経験を積み重ねています。

これらの商品は、支援の象徴ではなく、日常の中で自然に選ばれる存在であることを目指しています。商品を通じて、働く機会を広げ、地域社会とのつながりを育むことを大切にしています。

【取り組みの目的】 

  • 就労の場としての安定した職場環境の整備
  • 働く力や専門性の向上
  • 地域資源との連携による持続可能な運営 
  • 人と環境に配慮したものづくりの実践

【利用対象】

 15歳以上の障害のある方を対象とし、職業評価を経て、庇護型就労としての支援を行っています。

【主なエシカル商品】 

  • 公益手作りビスケット 
  • 記念用・贈答用ギフト 
  • 季節限定商品 
  • 環境配慮型商品

愛不囉嗦 ABRAZO 店舗一覧 

 

台湾各地に展開する「ABRAZO」は、商品の販売だけでなく、障害のある方の就労支援や社会参加を支える拠点でもあります。

それぞれの店舗では、焼き菓子やギフト商品の販売に加え、体験型ワークショップや地域との交流など、多様な取り組みを行っています。

ぜひ、お近くの店舗へお立ち寄りください。

店舗名 所在地 特徴
南港店 平日價南港展覧館駅 ギフト・焼き菓子
承徳店 台北駅エリア ペーカリー工房併設
手作り館 新荘運動公園 焼き菓子づくり体験
長庚店 林口長庚記念医院 親子で楽しめる店舗

 01|ABRAZO 南港店

台北メトロ「南港展覧館駅」6番出口より徒歩約1分

ギフトや焼き菓子、オリジナル商品を取り揃えた店舗です。日々のお買い物を通じて、障害のある方の就労支援につながります。

 

02|ABRAZO 承徳店

台北メトロ「圓山駅」近くにある店舗

台湾初の70%再生可能エネルギーを使用する福祉工房として、環境に配慮したものづくりと障害のある方の就労支援に取り組んでいます。

 03|ABRAZO 手作館

新荘運動公園内にある体験型施設

焼き菓子づくりや手づくり体験など、子どもから大人まで楽しめるワークショップを開催しています。ものづくりを通して、人と人との交流や障害への理解を深める場となっています。

 04|ABRAZO 長庚店

林口長庚紀念医院内にある店舗

親子で気軽に立ち寄れる温かい空間で、焼き菓子やギフト商品の販売を行っています。地域に開かれた店舗として、多くの方に公益ブランドの活動を知っていただく機会を提供しています。

01|ABRAZO 南港店

02|ABRAZO 承徳店

03|ABRAZO 手作館

 04|ABRAZO 長庚店

ABRAZO台北駅店

台北駅直結の商業施設「微風台北駅」にある、台北駅唯一の公益ブランドショップです。商品の販売を通じて就労体験の機会を提供するとともに、人と人をつなぎ、共生社会への理解を広げる場となっています。

アクセス

  •                                                                                                                                                       
  • 台北市中正区北平西路3号(MRT台北駅構内)



 

愛皂事(あいそうじ) 

 

愛皂事(あいそうじ )は、当財団が推進する公益ブランドとして、手作り石けんの製作を通じ、ダウン症のある方や知的障害のある方に庇護型就労の機会を提供しています。

無理なく参加できる製作工程を通じて、作業リズムや協働、基礎的な就業力を身につけることを大切にしています。

商品の品質と実用性を重視し、日常の中で自然に選ばれる存在として、就労支援と社会理解をつなぐことを目指しています。


【2】社会啓発活動

理解は、知ることから始まります

 毎年3月21日の「世界ダウン症の日」に、当財団はテーマ展や体験型イベント、企業・地域との協働企画など、多様な社会啓発活動を実施しています。

毎年異なるテーマを通じて、ダウン症のある方の暮らしや想い、可能性を社会へ発信し、多様性への理解を深めるとともに、誰もが尊重され、安心して暮らせる共生社会の実現を目指しています。

世界ダウン症の日とは

毎年3月21日は、国連が定めた「世界ダウン症の日」です。ダウン症への理解を深め、一人ひとりの違いを尊重し、誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指す国際的な啓発デーです。

- 私たちの取り組み -

社会への発信

企業との協働   

 体験型イベント

当事者の参加 

これまでのテーマ

2026

  台北駅

Because of You ー因為有你,我們一起

台湾ならではの「廟口文化」をテーマに、共生を体感できる参加型展示を開催しました。バリアフリーの神輿体験や7つのテーマ展示を通して、「台湾共生月」として社会全体へ理解を広げる取り組みを展開しました。

2025

台北駅

MAKE IT DIFFERENT ー創造我們的世界

「チャンス」「笑顔」「大丈夫(Not a Trouble)」をキーワードに、誰もがすぐに実践できる共生のアクションを提案しました。台北駅という多様な人々が集う場所から、社会へのメッセージを発信しました。

2024

裕隆城(新北市)

ADORN YOUR LIFE ー讓世界看見我們的樣子

商業施設と連携し、健康・環境・サステナビリティをテーマとした展示を開催しました。AIガイドや体験型コンテンツを取り入れ、親子で楽しみながら学べる企画を展開しました。

 

2023

明倫社会住宅

一輩子的事

当財団設立25周年を記念し、ダウン症のある方、ご家族、支援者、地域の皆さまへの感謝をテーマに開催しました。実際の言葉やエピソードを通して、支援の歩みを紹介しました。

2022

明倫社会住宅(台北市)

Hey! 小唐、ここにいるよ 2.0

循環素材を活用した展示や対話型コンテンツを通じて、ダウン症のある方の日常や思いを紹介しました。「小唐」キャラクターも初めて登場し、多くの来場者との交流が生まれました。

2021

西門紅楼(台北市)

 Hey! 小唐、ここにいるよ

  • 生命の歩みをテーマに、妊娠期から成長、就労までを紹介する初の大型特別展を開催しました。写真や体験型展示を通じて、「私たちと同じ人生を歩んでいる」というメッセージを伝えました。

私たちが大切にしていること

毎年テーマが変わっても、変わらない想いがあります

世界ダウン症の日は、一日限りのイベントではありません。当財団では、一人ひとりの違いを尊重し、ダウン症のある方とそのご家族が地域の中で安心して暮らせる社会を目指し、毎年新たなテーマを掲げながら社会への発信を続けています。展示や体験、対話を通じて、人と人とのつながりを育み、共生への理解を少しずつ広げていくこと。それが、私たちの世界ダウン症の日の取り組みです。


【3】企業との連携

ともに社会的価値を創造する 

 

 

企業・団体との連携は、福祉サービスの充実だけでなく、社会全体に共生の輪を広げる大切な取り組みです。

当財団では、CSR・ESG活動、公益寄付、ボランティア活動、世界ダウン症の日への参画、芸術療育プログラムへの協力など、多様な連携を推進しています。

企業や団体の皆さまとともに、それぞれの専門性や強みを生かしながら、ダウン症のある方とそのご家族を支える持続可能な社会づくりを目指しています。

 

連携のかたち

 

 

CSR・ESG連携

社会課題の解決に向けた協働

 

公益寄付

サービスや活動への支援

 

ボランティア参加

社員参加型の社会貢献活動

 

イベント・啓発活動

世界ダウン症の日・地域イベント

さまざまな連携のかたち

当財団では、企業・団体をはじめ、多くの皆さまと連携し、それぞれの専門性や強みを生かしたさまざまな取り組みを進めています。一つひとつの連携が、ダウン症のある方とそのご家族への支援につながるとともに、地域社会へ理解と共生の輪を広げています。

芸術療育プログラム

音楽やダンス、表現活動などを取り入れた芸術療育を通じて、ダウン症のある方や障害のある方の表現力や身体機能、コミュニケーション能力、自信を育む支援を行っています。また、成果発表会や地域イベントへの参加を通じて、一人ひとりが自分らしさを発揮し、地域社会とのつながりを広げる機会を創出しています。私たちは、芸術は「学ぶこと」だけではなく、自分自身を表現し、人とつながり、社会に参加するための大切な力であると考えています。

世界ダウン症の日

毎年3月21日の「世界ダウン症の日」に、企業・団体をはじめ、多くの皆さまとともに、テーマ展や体験型イベント、社会啓発活動を開催しています。

ダウン症への理解を深め、多様性を尊重し、誰もが参加できる共生社会の実現を目指しています。

ボランティア活動

企業・団体をはじめ、多くの皆さまに、イベント運営や交流活動などへご参加いただいています。

ダウン症のある方やご家族との交流を通じて、多様性への理解を深め、人と地域をつなぐ機会となっています。

商品・ブランドとの連携

公益ブランド「ABRAZO(愛不囉嗦)」と「Let Love Create(愛皂事)」では、企業・団体との協働により、オリジナルギフトやコラボレーション商品の企画・開発を進めています。

7-ELEVENとの連携では、回収したペットボトルやコーヒーかすなどの資源を活用した商品を共同開発し、障害のある方の就労支援と持続可能なものづくりを推進しています。

 

 

施設見学・交流プログラム

企業・団体をはじめ、多くの皆さまを対象に、サービス拠点の見学や交流プログラムを実施しています。

支援の現場やダウン症のある方の日常に触れていただくことで、障害への理解を深め、新たな連携や社会参加につながる機会を提供しています。

 物品の寄贈

企業・団体をはじめ、多くの皆さまよりご寄贈いただいた物品は、当財団の各種サービスや活動で大切に活用しています。

ダウン症のある方やそのご家族への支援につなげるとともに、資源を有効に活用する持続可能な社会づくりにも貢献しています。

連携が生み出す社会的な価値

 

企業・団体との連携は、ダウン症のある方や障害のある方への支援にとどまらず、地域社会全体に新たな価値を生み出します。私たちは、多様なパートナーと協働しながら、誰もが安心して暮らせる共生社会の実現を目指しています。

 

就労機会の創出

公益ブランドや企業連携を通じて、ダウン症のある方や障害のある方の就労機会や社会参加を支えます。

地域とのつながり

企業・学校・地域団体との協働により、人と人とのつながりを広げ、共生社会の基盤を育みます。

 

社会理解の促進

イベントや交流活動を通じて、障害への理解を深め、多様性を尊重する社会づくりにつなげます。

持続可能な未来への貢献

環境に配慮したものづくりやSDGsの推進を通じて、社会・環境・経済が調和した持続可能な未来づくりに取り組みます。

Contact Us

企業・団体との連携をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

 

Call Us

(02)2278-9585

 

【4】ご寄付のお願い

あなたの支援が、未来につながります 

 当財団は、台湾各地にサービス拠点を設け、乳幼児期から高齢期まで、一人ひとりのライフステージに寄り添った支援を提供しています。

皆さまからのご寄付は、療育支援、就労支援、地域生活支援、社会啓発活動など、さまざまな公益事業に活用されています。


【5】お問い合わせ

ご質問・ご相談をお待ちしております 

 

当財団の活動、公益ブランド、企業・団体との連携、ご寄付などについてのお問い合わせを受け付けています。

内容を確認のうえ、担当者よりご連絡いたします。

 

アクセス

- TAIPEI
新北市三重区光復路一段142号5階

台北メトロ(MRT)中和新蘆線(オレンジライン)「先嗇宮駅」1番出口より徒歩約10分

- TEL
+886-2-2278-9585
- MAIL
tdsf-fad@rocdown-syndrome.org.tw

受付時間:平日 9:00~17:30

一人ひとりの参加が、未来を支えます 

 

 

 

公益ブランドを選ぶこと

世界ダウン症の日の活動に参加すること

企業・団体として連携すること

ご寄付を通じて活動を支えること

その一つひとつの行動が、ダウン症のある方とそのご家族の未来につながり、誰もが安心して暮らせる共生社会を育んでいきます

私たちは、これからも多くの皆さまとともに、一人ひとりを尊重し、支え合える社会の実現を目指して活動してまいります